低身長治療に関するQ&A
早い段階(4歳頃)から始められると良いです。思春期が始まると成長ホルモンの効果は減弱し性ホルモンの作用が強くなります。お子様の身長が気になりましたら待たずに早めにご連絡ください。
自費で治療も可能ですが、当クリニックは基本的に保険診療の範囲で行います。2年間の身長の伸びが悪い、又は身長が-2SD以下のお子様は検査の結果次第で健康保険が適用されます。どうぞお気軽にご相談ください。
基本的に月に1回ご来院いただいております。遠方の方やお忙しい方は、治療が安定していれば3ヶ月1回ご来院していただいております。
最初の1年に最も効果が現れ次第に緩やかになります。やめてしまうと身長の伸びが元に戻るため、根気よく続ける必要があります。また、治療により糖や脂肪の代謝も正常になります。
2~3日でしたら、注射はお休みしても構いません。 持ち運ぶ場合はペン型注入器を保冷バッグに入れて宿泊先の冷蔵庫で保管すれば、旅行先でも注射ができます。注射針の予備も持っていきましょう。 海外に行く場合は英文の診断書をお渡しします。必ず手荷物で持参していただき、セキュリティーゲートでお出しください。
タンパク質やカルシウムを多く摂ることが推奨されております。しかし、食べてくれないのであれば、好きなものでも良いのでいっぱい食べて、食べることが楽しいことと理解していただき、量を増やすことが肝心です。その後はなんでも食べてくれるようになります。
どのような運動でも構いません。何か1つでも打ち込める運動をさせてくだい。運動は基礎代謝を上げて・体力をつけて・平衡感覚を養い・心肺機能を高め・ストレスを発散します。つまり何をやっても大丈夫です。
小児内分泌学会の勧告通り、残念ながら、現時点で直接背をのばす効果のあるサプリメントは存在しません。サプリメントに使う費用をお子様の必要な食事に使って上げてください。
お子様の根気があれば、骨年齢で男子の場合17歳、女子の場合15歳まで保険的に治療が可能です。レントゲンで成長線を確認しつつ決定します。